平成30年10月7日(日)、第一委員会主催行事「竹に囲まれて~手と心で編み上げる花籠づくり~」を、京都市南区の三木竹材店代表で京都西青年部の部長でもいらっしゃる三木崇司先生にご指導いただき行いました。

花籠づくりに先立ち、第一委員会会員による呈茶がありました。お菓子は笹屋伊織製の「色なき風」で、今回の花籠づくりにちなみ竹籠風の焼目が入ったものでした。会場内にズラリと並ぶ竹材を眺めながらの呈茶に、次第に花籠づくりへの気持ちが高まりました。

始めに三木先生から、竹が伐採されて竹材となるまでの工程や日本の伝統文化と竹の関連についてなど、竹にまつわるお話を拝聴いたしました。

その後、花籠の底となる部分が予め編まれたものを、三木先生にご指導いただきながら丸く立体となるよう編みました。竹の弾力に少し手を焼きつつも順調に編み進め、四海波籠を完成させることができました。

竹を編む時の締め具合で高さや幅に変化がつき、それぞれ個性豊かに素敵な仕上がりとなりました。

今回の行事で茶道具に欠かせない竹や竹細工を、今までより身近なものと感じることができました。また、京都西青年部から2名が呈茶のお手伝いや花籠づくりにご参加くださり、交流することもできました。