令和3年6月26日(土)、ブロック研修会としては初の試みとなりましたが、オンライン形式にて、近畿第二ブロック研修会を開催いたしました。オンラインということもありまして、例年よりも規模を縮小しての開催となりました。

◆開会式

主催者を代表して山本ブロック長からの挨拶から研修会は始まりました。

◆総本部挨拶

淡交会常任理事 総本部事務局長 長谷川 義翁様からお話を頂戴しました。

◆来賓挨拶

ブロック顧問 淡交会参事 近畿第二地区副地区長 大阪北支部副支部長 池田周弘様からお言葉を頂戴しました。

◆総本部報告

総本部報告では、淡交会総本部組織部 課長 田淵 吉弘様からお話を頂戴しました。

◆青年部全国委員会助言

続いて、全国代表者会議議長 中谷 憲正様より「青年部活動を通じて感じたこと」をお話しいただきました。青年部活動を通じて『気づき』や『学び』を自分自身の人生に生かしていくことの大切さや、違う価値観を持っている素敵な仲間と出会える場としての青年部活動、そして、お茶を楽しみ、更にもう一歩楽しみを深めるところとして青年部活動を続けてほしい等の、たくさんのお話をいただきました。

◆全体研修講演
<水屋の心得>
裏千家教授であり、京都おもてなし大使、同志社大学嘱託講師、淡交会定期巡回講演会講師でもあられる、ランディー・チャネル宗榮先生より、「水屋の心得」のお話をご講演いただきました。
「水屋とは?」とのお話から始まり、「水屋の準備ができていないと、お茶はできない」「水屋は茶室は一続きにつながっている」「亭主と半東(水屋)が連携して一つになって働くことが大切」「お客様が水屋に入ったり、拝見したりするところではないが、とても重要な場所」とのお話をいただき、「一番重要なのは『こころ』」と我々青年部活動を行っている者にとって、とても大切なお話をお伺いしました。

◆オンライン呈茶
参加者をグループに分けさせてもらいまして、各自ご自服する形でオンライン呈茶を行いました。和歌山県は本州最南端、串本町にあるお菓子屋『儀平』さんより、『わしのしょらさん』というお菓子を事前に皆様へ配送しまして、お菓子をいただきながら皆様とお相伴しました。参加された皆様と昨年や今年の青年部活動について、それぞれの貴重な意見交換ができました。最後には、グループごとで記念撮影を行いました。

◆閉会式
閉会式では、再び、淡交会総本部常任理事・総本部事務局長の長谷川義翁様からお話を頂戴しました。「オンラインとして参加しやすくなった部分もあり、距離感を感じなくなった、このことを今後の活動に応用しましょう」や、「同じ志を持った人たちの集まる憩いの場として青年部があります」とのお言葉を頂戴しました。
最後に主催者を代表して、橋本副ブロック長よりの挨拶でもって、研修会を終了しました。

今回の研修会では、人が集まることが難しい状況下オンラインで行いましたが、それによって、より一層距離感をぐっと縮められた、そして、参加の敷居が低くなった研修会になったと思います。オンラインの画面上でも、みんながお互いに思い合う気持ちや、みんなの素敵な笑顔を確認しあえた研修会でした。