平成31年2月3日(日)、本年も親支部の先生方、会員の親先生、OBの皆さま、他青年部の皆さま、学校茶道の学生の皆さまをお迎えし、豊国神社に於きまして新春茶会を開催いたしました。受付では、お客様の幸福を祈り折紙で作ったポチ袋の中に七福神の朱印を入れた番号札をお渡ししました。

濃茶席は、床に坐忘斎お家元ご染筆の「瑞気新」を掛け、古銅花入に「牡丹」を入れ、寿棚でお点前し、主菓子は餡をピンクと白の二重にした薯蕷饅頭に金粉をあしらい「春暁」との銘をつけました。

また薄茶席は、鵬雲斎大宗匠ご染筆の短冊「冨貴是吉祥」を歌花筒に掛け、お花は「藪椿、山茱萸」を入れ、設えで春の野を表現し、干菓子は「蝶・土筆」をご用意して、春秋棚でお点前しました。

当日は節分でしたので、点心席では、お床に柊や「立春大吉」のお札、豆や鬼のお面などを飾り、開運七色として名前に「ん」が二つ付く食材を七種類入れたお弁当とお酒は「玉の光」をご用意しました。

テーマにしました「光の春」から春らしく温かな雰囲気を感じていただける茶会となりました。