令和元年9月16日(月・祝)、生國魂神社内 玉秀庵・参集殿にて、第9回チャリティ茶会を開催いたしました。「とどけよう『和』の心!」をテーマにした今回のお茶会には、500名を超える大勢の方々がご参加されました。

東日本大震災以降も、熊本地震、西日本豪雨、北海道や大阪北部での地震、今年の10月には台風19号による災害が東日本に起こり、毎年のように被害がもたらされています。今もなお、復興の支援が必要な地域や人々がおられます。被害に遭われた被災地の皆さまが1日も早く元の生活に戻られますよう一同心から願っております。

受付・待合
来賓のお客さまには被災地にちなんだ和歌を栞にした番号札、一般のお客さまには指月布袋をイメージして模した布袋袋の形をした番号札でお迎えしました。

来賓待合では、ブロック長の筆による「和」一字の色紙と第1回から第8回までの会記を巻物風にして飾りました。

一般待合では、第1回から第8回までのチャリティー茶会の写真と干支の組紐飾りを円状に配置し、見る方の動線が「和」となるように工夫した展示をしました。会記のそばには、本年の御代替わりにちなみ切り絵の鳳凰を飾りました。

菓子席・濃茶席
菓子席・濃茶席は、近畿第二ブロックのOBの先輩方、第19・20期全国委員会有志の方々によりお客さまをお迎えしました。

菓子席では、行松旭松堂の栗きんとん「みのり」の主菓子をお出ししました。行松宏展直前委員長による心のこもった作りたてのお菓子に席中は笑顔で溢れておりました。

薄茶席
薄茶席はブロックが担当しました。秋の月にかかる雲を風がはらうかのように清らかな心持ちで、お客さまと一緒に被災地に想いを寄せました。

お干菓子は、老松製の「源氏香」と「菊」をお出ししました。

ご来会いただきました皆さまに心から感謝申し上げます。

お預かりしたお志の一部は、昨年、西日本豪雨で被害を受けた笠岡支部にお渡ししました。安全で平穏な日常に戻られることを遠方よりお祈りしております。