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近畿第二ブロック研修会


令和7年8月24日(日)和歌山城ホールにて近畿第二ブロック研修会が開催されました。 開会に先立ち、和歌山青年部の皆様にお呈茶席をご用意頂きました。 和歌山城を眺めながら、温かく蒸された美味しい本ノ字饅頭に冷たい薄茶一服、研修の前にホッとひと息。「和歌山にようこそ」というおもてなしの心を感じる素晴らしいお席でした。
開会式では歴代宗匠、物故会員に加え、先日お亡くなりになられた鵬雲斎宗匠に黙祷を捧げ、これまでのお導きに感謝するとともに、やはり少し寂しさを感じました。
今回の研修会では、業躰部より金澤宗達先生に割り稽古と立礼点前のご指導、茶花についてのご講義を頂きました。
割り稽古では、帛紗捌きについて一つ一つの所作を細かくご指導頂き、慣れて疎かにしていたところに多々気付かされ、大いに反省しました。
立礼点前のご指導では、扇子を置く場所や半東の出てくるタイミング、古帛紗の要・不要など、そして様々な場面で臨機応変に対応することをご指導頂きました。
茶花については、花入と薄板の取り合わせ、据える場所や花釘の位置、花を花台に乗せる時の注意などのお話のあと、実際に先生が花を入れて下さりました。また青年部会員が入れた花にも、ここはこうした方が良いなど、具体的なアドバイスを下さり、とても分かりやすく、次に花を入れる時には実践したいと思いました。
ご講義の後には、 総本部の宮本組織部課長より、青年部の歴史や会員数の推移などをご説明頂きました。青年部全国代表者会議の吉岡副議長からは、所属されている福井青年部の活動の様子をご紹介頂き、青年部活動の意義やご自身の生き生きとした熱い想いが伝わってきました。
研修終了後には懇親会があり、金澤先生や来賓の先生方も参加して下さりました。各青年部にちなんだクイズ大会があり、同じテーブルに着いた会員の皆様と楽しく語りあうことができました。 ブロックの先生方をはじめ、ブロック出向者や和歌山青年部の皆様のおかげで楽しく有意義な研修会に参加させて頂き心より感謝申し上げます。