大阪東青年部　月白茶会

大阪東青年部からの事業報告です

🌕令和7年9月28日
生國魂神社　参集殿・玉秀庵において
大阪東青年部茶会「月白茶会」を開催しました。

月白（つきしろ）は、月が東の空に昇るとき、あたりがほの白く明るむ様子を表す三秋の季語。
大阪万博の開催年にちなみ、世界の「月」にまつわる伝承や文化をめぐりながら、収穫への感謝と観月の宴を楽しんでいただくため趣向を凝らしました。

🌏待合「月の万博パビリオン」
世界中の月の物語を展示しました。
月の模様に見立てられる動物たち、百人一首に詠まれた月の和歌、国旗に描かれた月の姿などを紹介するとともに、外国の品を茶道具に見立てて展示し、万博パビリオンを回遊するような体験をしていただきました。

🍵本席
風炉の薄茶点前にて、秋草や兎をあしらった茶碗、水面に映る月を思わせる菓子、濃紺の懐紙など、秋の情景を映したお道具を楽しんでいただきました。

🍱 点心席「観月の宴」
鮨萬の点心と一献とともに、会場を暗くして手作りの行燈を灯し、プロジェクターで舞楽を映し出すことで、月をめでる宴の雰囲気を味わっていただきました。